PEOPLE人を知る

総務・経理・企画・人事
(大阪大学卒)
高野 有佳 Yuka Takano

自分の価値は、自分でつくる。

01もっとおもしろい仕事を

「俺、会社つくるけど、来る?」。2014年のある日、山本社長からそんなLINEが届きました。当時私はフィリピンで仕事をしていましたが、迷いは一切なく、二つ返事で「おもしろそうですね!行きます!」と返信しました。

フィリピンでは約5年間、住宅関連の図面を描く会社で働きました。直属の上司は日本にいる親会社の社長で、気づけば20人を超える現地スタッフを一人でマネジメントする立場になっていました。異国において、つねに現場の第一線で仕事ができる充実感やドキドキワクワク感は確かにありました。しかし、当時はまだ30代前半ということで、身近にいる誰かからもっと貪欲に学びたいという欲も強かったです。

以前に日本で働いていたときの上司でもある山本社長からの連絡は、そんな私の願いにピッタリでした。この人とならきっとおもしろい仕事ができるはずだ。経営者の一番そばで経営判断をサポートする仕事をし、自分の価値を発揮していこう。そう思いました。

02自分の価値をつくるとは

現在の私のチームの仕事内容を一言で表せば、営業活動と経営判断以外のすべてです。総務、経理はもちろん、財務分野にも携わります。店舗のポップや簡易な広告もつくりますし、店舗が増え、季節ごとのディスプレイをすることも増えました。そして、こういった採用活動も私の仕事の一つです。

会社の成長とともに手掛ける分野は広がり、それに伴って山本社長と綿密な打合せをする機会も格段に増えました。そこでいつも心がけているのは、経営者の指示待ち社員には決してならないことです。「私はこうしたい」「こんなふうにしたらよりよくなるのでは」「この数字に関してはこんな見方をすると会社にこういうメリットがあるのではないか」など、自分の考えをしっかりともったうえで会話をする。相手に驚きを与え、自分の価値を発揮する。つまり、山本社長が経営判断をするにあたり、経営者の右腕、参謀のような立ち位置を目指しています。

でも実は、私は「誰かの役に立ちたい」というのが大きなモチベーションではありません。相手が求める以上の成果物を出せたときに喜びを感じます。仕事は必ず誰かと関わるものです。そこで相手の想像を超えていきたい。「そうそう、これがほしかったんや!」「めちゃ便利やん!」「助かるわぁ~」(リアルに伝えたいため関西弁になってしまいました)という言葉を聞くと、しめしめと思うのです。

03ダイナミズムをつくる

新卒1期生の会社説明会において、ある学生さんから「社員さんの数に対して、事業の数が多すぎるような気がするんですが、どうなっているんですか?」という質問を受けました。もちろん事業ごとの部署分けはあります。しかし新規プロジェクト立ち上げの際には、「これ、やりたい人!」といって即席チームが組まれ、一人何役もの仕事にチャレンジすることになります。

「私は営業だから仕事の範囲はここまで」とか、「これは非営業のする仕事だよね」とか、新人もベテランも関係なく、やる気と覚悟があれば、誰もが手を挙げることができます。もちろん社長と一緒にプロジェクトを進めるのも日常茶飯事。少数精鋭ならではの柔軟さにより、数多くの専門性をいち早く身につけられるのです。

各自の職責は違えど、経営者と社員のベクトルが同じであることがワンディアールの最大の強み。ほんの数年で会社はどんどん成長し、今後も部署が増えて専門性が多様化することは予想されますが、それでも、この創業者魂とも呼べる社風はいつまでも大切にしたいと思います。私自身、欲張りでおせっかいなので、「こんなこと工夫するので、営業で役立ててください!」「こんな制度つくってみるのはどうですか?」など、気づいたことはどんどん発信しています。そうやってお互いがお互いを刺激し合い、相乗効果を生みながら、会社が大きくなっていくのは何よりのやりがいです。